山を好きになった日

▲2014.8.13▲
はじめての富士登山は

ちょうど台風が来ていて
強風、雷雨の中の登山でした。
全身びしょぬれ
とても寒くて
手の指も足の指もかじかんで痛いし
近くで轟く雷鳴は怖ろしいし
とにかく辛かったです。

さむい、いたい、つらい、こわい
そればかり思って歩いていましたが
雨雲を抜けると
雲の上にきれいな虹が浮かんでいるのをみつけました。

虹

やっとの思いでたどり着いた山小屋で食べたカレーは

それはそれは特別においしく感じました。(以降カレーが大好きになってしまった……。笑)

 

あたたかい寝袋でぐっすり眠り

星を見に起きて外に出てみると……
今までに見たことないほどたくさんの星が夜空に浮かんでいました。
目に飛び込む星の数があまりもに多くて思わず笑ってしまうほどでした。

 

そして迎えた夜明け

初日の出
空がきれいに染まっていく様子を
ただひたすら感動して眺めました。

富士山

そうしてすっかり

山が大好きになりましたとさ。

 

山には想像を超える素晴らしい景色と感動があります。

汗をかきながら何時間も、自分の脚を左右交互に動かし続け、斜面を上へ上へと進んでいかなければならない山登りは、決して楽なものではありません。

けれども、、、登る間にどんなに辛い思いをしたとしても、頂上で目の前に広がる絶景を見れば「登ってきてよかった。」という感動を得られること、体と心をたくさん動かした後のごはんはとてつもなくおいしいということ、

険しい道や天候であればあるほど、心の中に鮮やかに残るということを知ってしまったため、また次も山に登ろうと思ってしまうのです。

見たことのない素晴らしい景色、味わったことのない感動に出会える場所、山。

ああ、ほんとうに山が好き。

次はどの山に登ろうかな。